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2019-02-09

巷で噂のフィッシュセールについて


こんにちは、よるくまです。

最近、「釣った魚を気軽に出品!」というFish Saleというサイトが話題になっているのをご存じでしょうか。このサイトについて、元Web系のプロジェクトマネージャー&釣り人の目線で見ていきたいと思います。

Infoseekニュース:

釣った魚を気軽に出品!全国の鮮魚をオークションで売買「Fish Sale(フィッシュセール)」4月1日(月)サービススタート!

ビジネスモデルとしては簡単なもので、メルカリと同様に運営元が出品の場を用意して個人を代理人として出品させるものです。(実際メルカリは法的な部分をクリアにするために様々な工夫が凝らされています)

今回のプロジェクトに賛否ありますが、まずは運営者について確認してました。

運営者

運営元:

Fresh Speed株式会社(法人番号:5120001210077)
代表取締役: 長辻 博史
本店所在地: 大阪府大阪市西区新町1丁目4番26号ニッケ四ツ橋ビル6階
移転前住所: 大阪府大阪市中央区南船場3丁目12番21号心斎橋プラザビル新館4階
設立:2017年12月13日
移転前に関してはレンタルオフィスを間借りで利用、現在は不明です。

Fish Saleに関しては有償の@Pressを利用してプレスリリースも打たれています。

釣った魚を気軽に出品!全国の鮮魚をオークションで売買「Fish Sale(フィッシュセール)」4月1日(月)サービススタート!

Fresh Speed株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:長辻 博史)は、個人が釣った魚を一匹から気軽に出品、オークション形式で売買できるサービス、「Fish Sale(フィッシュセール)」を…

※クラウドファンディングで似た人物として記載をしておりましたが、別人ではないかとご指摘いただきましたので削除しました。ご連絡ありがとうございます。

 

開発について

元エンジニアの目線で行きますと、ヒットサイトの後は雨後の筍のようにプロジェクトが出てきます。高額な開発ですが依頼サイトで安易に飛びつく経歴の若いエンジニアもおりますので、時には安い金額で作ることもできるでしょう。

サイト開発に関しては法曹界隈によるリーガルチェックが必ず必要となります。
これを怠るとトラブルに見舞われます。報酬は一般的に二桁万円が相場

50万円のクラウドファンディングをするような状態ですから、果たしてどこまで法的な部分をクリアにしているのかが疑問です。出資者が現れたのでしょうか。だとしたら、出資者もビジネスチェックが甘いのかもしれませんね。

例えば保健衛生上の問題を後から指摘されて仕様変更をかけたとします。
データベース上の構造が大きく変更されるために開発側は莫大な手間がかかります。

後付けのプログラムは複雑化して混乱を招きます。
規約変更→データ構造変更→コード変更→開発側との予算バランスによるトラブル発生
こういう状況が起こります。

開発側は最初に決めた規約や試用で進みますから、後から内容が変わると大変ですね。

同様の開発を私もやったことがありますが○○○○万円近くかかりました。

各種法令上の問題

食品であること。食品は健康に対する安全が必要ですから各種規制・基準があります。

農林水産省における生鮮食品表示基準で言えば、小売販売業者は誰になるのか。
という事がまず中心ですが、運営元が責任を負えるはずはないので、出品者が販売業者となるでしょう。

各種表示義務も生じます。釣り上げた魚の消費期限、原産地の貼り付けが必要。

食品の紛らわしい表記は禁止されているので、画像加工なども禁止されるでしょうし、誤解を与えるような表記も禁止しなければなりません。こういった問題点を事前に想定して確認を取っているのでしょうか。

更に言えば、保健衛生上の問題で言えば、取り扱いの基準を販売者が満たすことができるのでしょうか。

※これらについては追って調査してみます。

モラルの問題

釣り物が金になる。
元々、釣った魚は人に分け与える文化が釣りにはありました
これは趣味である事と、いわゆるプロである漁業関係者との線引きであったような気もします。そもそも港は釣りをしてはいけない前提だけども、目をつぶるかという前提があったのですから、バランスが崩れる気がします。(小樽でシャコ釣りの記事参照)
釣り過ぎたらリリース、そういう当たり前の環境も変わる気がします。

今日はソイが30匹、アブラコが7匹、全部出品して8000円稼いだわ

そんなの嫌ですね。ほんと。

北海道ですと、鮭釣りの時期なんて売れるようになったらもっと大変な事になるんじゃないですか。今でも値打ちのある魚が釣れる時期はゴタゴタするのに…(本音)

容易に想像できるトラブル

・いつ釣った物かわからない、傷んでいる
・輸送費の方が高い
・釣り人ならわかるが、消費者にはわからない寄生虫
・タイノエが出てきて奥さん失神(笑)
・食べられない外道の販売
・調理法が明確で無い魚の販売
・多量摂取が禁止されている魚の販売
・見分けの難しい毒をもった魚の販売
・締め方、血抜きなどの方法が出品者により曖昧
・イクラや筋子の類似商品で混乱する
・ウニやナマコ等の漁獲禁止品が出回る

数えていけばキリがありません、思いついただけでもこんなに沢山。

恐らく、釣り船でそこそこのお魚(ブリや鯛、大型の魚)を前提としているとは思いますが、それでも問題多すぎです。

運営がこれをクリアにする方法

これだけバッシングが出て、はたしてクリアにできるでしょうか。

すでに開発はステージング環境(開発内部環境)でテスト近くなっているでしょうし、ローンチ(一般公開)は4月1日と待ったナシです。カード決済も使うでしょうから、代行会社に対するビジネスモデルの資料変更も必要かもしれません。そもそもCtoCはカード会社が嫌がりますからね、恐らく運営元が一度集金する形式にしているでしょう。

こうなったら運営が送られてくる魚を全部買い付けて再販売するしかないんじゃないでしょうか。相当の目利きと保管場所、輸送方法も確立しなければいけませんが。果たしてそうなった時に価格はどうなるのでしょうか。恐らく相場と変わらない気がします。

一般的に世に出るプロダクトは数ありますが、5年生き残るサイトはごくわずかです。
目の付け所は確かに良いのですが、少し勢いがよすぎたような気もしないでもないですね。

という感想でした。

※情報はすべてネット上から公の情報を収集したものであり秘する物はありません。


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